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Tradeview ロスカット/ストップアウト・マージンコールまとめ

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この記事ではTradeviewのロスカット(ストップアウト)、マージンコールについて解説していきます。

Tradeviewのストップアウトは、Tradeview「cTrader→スマートストップアウト」で確認できます。

目次

Tradeviewのロスカット(ストップアウト)は証拠金維持率100%

Tradeviewのストップアウトは100%に設定されています。証拠金維持率が100%以下になるとロスカットが発動します。(Tradeview「cTrader」で確認可能)

ロスカットとは、証拠金維持率が一定以下になったとき保有ポジションが強制決済されること。ストップアウトはロスカットが発動するときの証拠金維持率です。

ロスカットの仕様はFXプラットフォームによって異なります。MT4/MT5の場合は含み損が1番大きなポジションから強制決済されます。

cTraderの場合はスマートストップアウトという機能があり、証拠金維持率がストップアウトを上回るまで0.01ロットずつ決済されます。証拠金維持率ギリギリのハイリスクトレードをするならcTraderの方がポジションが生き残りやすいです。

Tradeviewにマージンコールはなし

Tradeviewではマージンコールが設定されていません。

マージンコールとは、証拠金維持率が一定以下(主に50%から100%) になったとき追加証拠金(追証/おいしょう)を求められる警告のこと。

国内FXブローカーだと一定期間以内にマージンコールを解消しないと保有ポジションが強制決済されますが、海外FXブローカーでは単なる警告で終わることが多いです。

具体的な警告内容はマージンコール警告がメールで届く、あるいはMT4/MT5の損益表示が赤く染まるなどですね。

Tradeview以外の海外FXブローカーだとマージンコールが設定されていることが多く、例えばXMだと証拠金維持率50%以下でマージンコールが発動します。

マージンコールはロスカットの一歩手前の状態です。Tradeviewにはマージンコールがないため、証拠金維持率が150%を下回ったら、保有ポジションを決済して証拠金維持率を回復させましょう。

Tradeviewでロスカットが発動するケース

資金10,000ドル/1.0ロットの場合

例えばTradeviewで以下の条件でゴールド/XAUUSDの取引をしたとします。

  • 資金:10,000ドル
  • 取引口座のレバレッジ:400倍
  • 運用ロット:1.0ロット
  • 1.0ロットの必要証拠金:200ドル
  • 余剰証拠金:9,500ドル
  • ロスカットが発動する損失pips:9500pips(9,500ドル/1.0ロット)

資金10,000ドル/1.0ロットでゴールド取引をした場合、含み損9500pips(9,500ドル)でロスカットされます。

スイングトレードの損切りは早ければ1000pips、遅くとも2000pipsから3000pipsになるため、1週間チャートを放置していない限りロスカットされることはないでしょう。

証拠金維持率を計算するなら、AXIORYの証拠金計算ツールが便利です。(XMの計算ツールはゴールド/XAUUSDに非対応)

資金10,000ドル/10.0ロットの場合

次は運用ロットを10倍にしてゴールド/XAUUSDの取引をします。

  • 必要証拠金:5,000ドル
  • 余剰証拠金:5,000ドル
  • ロスカットが発動する損失pips:500pips(5,000ドル/10.0ロット)

資金10,000ドル/10.0ロットで取引した場合、500pipsの含み損でロスカットされます。

ゴールド10ロットの必要証拠金は5,000ドルと大きめですし、500pipsの含み損も5,000ドルと同じくらい大きいです。そのため500pipsという小さめの逆行でもすぐにロスカットされてしまいます。

スイングトレードだとゴールドで1000pipsの含み損を抱えることはよくあるため、資金10,000ドル/10.0ロットの運用はリスクが非常に高いです。デイトレード・スキャルピングトレードなら採用してもいいでしょう。

海外FXは高いレバレッジを提供しており、資金10,000ドル/10.0ロットのハイリスクトレードも可能です。ただリスク管理がシビアで、すぐにロスカットされてしまうので、FX初心者にはおすすめしません。

証拠金維持率を計算するなら、AXIORYの証拠金計算ツールが便利です。(XMの計算ツールはゴールド/XAUUSDに非対応)

Tradeviewでロスカットを防ぐ方法

防ぎ方1:運用ロットを控えめにする(目安は資金10,000ドル/3.0ロット)

ロスカットを防ぐ1番簡単な方法は、運用ロットを控えめにすること。例えば資金10,000ドル/10.0ロットの運用だと、必要証拠金で証拠金維持率が圧迫されてしまい、わずかな逆行でロスカットされてしまいます。

運用ロットの目安は、資金10,000ドルあたり3.0ロットですね。

この3.0ロットも単一ポジションではなく1.0ロットで3段のナンピンにして、含み益が出たら5段以上のピラミッディングトレードに切り替えます。そうすることで証拠金維持率500%前後を維持でき、資本効率の高いトレードになります。

なお上記の運用ロットはレバレッジ400倍の口座を使ったときです。レバレッジ1,000倍のXMなら運用ロットは1.5倍から2倍にしてもいいですし、ゴールド銘柄レバレッジが100倍のAXIORYなら運用ロットは半分以下にした方がいいです。

証拠金維持率を計算するなら、AXIORYの証拠金計算ツールが便利です。(XMの計算ツールはゴールド/XAUUSDに非対応)

防ぎ方2:証拠金維持率500%前後を目安にする

ロスカットを防ぎたいなら、証拠金維持率を500%前後に維持しましょう。

証拠金維持率とは、有効証拠金を必要証拠金で割ったパーセンテージのこと。保有ポジションのリスクを測る指標になります。具体的な目安としては、200%以下ならリスクの取りすぎ、500%前後なら最適、1000%以上なら資本効率がやや悪いと判断します。

例えば資金10,000ドル/5.0ロットでナンピンが捕まった状態だ、証拠金維持率が200%以下になりやすいです。適切なタイミングでポジションを決済して、証拠金維持率を回復させます。

資金10,000ドル/1.0ロットで含み益が出ている状態だと、証拠金維持率が1000%を超えていることが多いです。ポジションを増やして資本効率を高めましょう。

海外FXは高いレバレッジを提供しているため、高ロットのハイリスクトレード、あるいはナンピン・マーチンゲール・グリッドトレードで大きな利益を狙えます。ただ証拠金維持率が圧迫されやすいため、リスク管理が雑だとすぐにロスカットされてしまいます。

最適な運用ロットがわからないなら、とりあえず証拠金維持率500%前後を目安にしましょう。

防ぎ方3:長期トレンドに逆行するナンピン・マーチンゲールはしない

ロスカットを避けたいなら、長期トレンドに逆行するナンピン・マーチンゲールは控えましょう。特にゴールドのようなボラティリティの激しい銘柄だと、すぐにロスカットされます。

ナンピンとは、ポジションが逆行するごとに逆張りポジションを追加していくトレード手法のこと。

マーチンゲールはナンピンをハイリスク・ハイリターンにしたもので、ポジションと同時に運用ロットも増やします。例えば1段目は1.0ロット、2段目は2.0ロット、3段目は4.0ロットといった具合です。

ナンピン・マーチンゲールは含み損が大きくなりやすく、証拠金維持率も圧迫されやすいため、ロスカットされやすいです。ナンピンをするにしても10,000ドル/1.0ロットで3段までにしておき、読みを外したらなるべく早く損切りしましょう。(マーチンゲールはリスクが高すぎるので非推奨)

なお避けるべきナンピンは、長期トレンドに逆行するものだけです。レンジ相場あるいは長期トレンドの押し目・戻しで行うナンピンは優位性が高いので積極的に狙いましょう。

防ぎ方4:IB配布のゴールドナンピン・マーチンEAを使わない

ロスカットを防ぎたいなら、無料配布(IB契約)のゴールドナンピン・マーチンEAは使わないようにしましょう。破綻リスクが非常に高いからです。

Twitterで海外FXの情報収集をしていると、無料EA配布キャンペーン・プレゼント企画をよく見かけます。これらは完全無料ではなく、海外FXのアフィリエイトリンクを踏んで口座開設することで、EA配布者にアフィリエイト報酬が入る仕組みです。

ただ無料配布のナンピン・マーチンEAはリスク管理が雑で、グリッド間隔が狭かったり、ロット倍率が高すぎたりするため、口座破綻リスクが非常に高いです。

具体的な数値を出すと、資金100万円/0.01ロットのゴールド運用で毎月数万円稼げますが、3ヶ月から6ヶ月に1回の急激なトレンド相場により100万円から1,000万円の資金を失う感じです。

EA代理店のアカウントはTwitterで運用成績をツイートしていますが、そのほとんどはデモ口座です。仮にゴールドEAが破綻したとしても、次の日にはデモ口座に入金して収益報告+営業活動を再開しているはずです。

無料配布のナンピン・マーチンゲールEAはリスクリワードが非常に悪いです。ロスカットを避けたいなら使わないようにしましょう。

防ぎ方5:cTraderのデモ口座で練習しておく

裁量トレードでロスカットを防ぎたいなら、cTraderのデモ口座で練習しましょう。デモ口座はTradeview「cTrader デモ口座開設ページ」で作れます。

cTraderはプラットフォーム内部で入出金でき、口座残高をコントロールしやすいです。ロスカット・ゼロカットされてもすぐに再入金して挑戦できます。サポートデスクに連絡する必要もありません。

これがMT4/MT5だとプラットフォームで残高調整できませんし、Tradeviewも会員ページでデモ口座残高を調整できないため、裁量トレードの練習台には向いていないです。

裁量トレードでロスカットされるのは、トレード手法やロット管理が未熟だからです。裁量トレード初心者の方はcTraderのデモ口座を開設して、裁量トレードの練習をしましょう。

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