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おすすめナンピン・マーチンゲール・グリッドEAまとめ

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この記事ではおすすめナンピン・マーチン・グリッドEAを紹介していきます。

目次

ナンピン・マーチンゲール・グリッドEAのおすすめ運用方法・パラメーター

ナンピン・マーチンゲールEAの運用方法はフォワード運用で1年以上稼働しているもの、あるいは腕利きのトレーダーが作ったEAを参考にしましょう。

中でもおすすめなのは、海外FX調査兵団さんが作った分解モンテカルロEA「Resilience」ですね。(resilience=困難からの復活力)

2025年4月現在、Resilienceの配布ページは削除されています。

稼働時間・運用ロットなどをこのEAと同じように設定することで、他のナンピン・マーチンゲールEAでもリスクリワードの高い運用ができるようになります。

稼働時間:サーバー時間15時から20時59分(日本時間22時から翌朝3時59分)

EAの稼働期間はサーバー時間15時から20時59分を目安にします。これは日本時間22時から翌朝3時59分に相当します。(冬時間/GMT+2の場合)

日本時間22時から24時はニューヨーク市場と経済指標の発表タイミングが重なる時間で、突発的なオーバーシュートが発生しやすいです。

日本時間早朝3時から6時になるとオーバーシュートが落ち着いてリバウンドが発生します。そのタイミングまではポジションを保有しておきます。

なおEAの稼働時間は、日本時間ではなくサーバー時間(GMT+2/+3)を基準にします。日本時間はGMT+9なので、サーバー時間では冬時間(GMT+2)なら7時間前に、夏時間(GMT+3)なら6時間前で設定します。

ポジションを翌日以降に持ち越すのはおすすめしません。グリッドEAではポジション保有期間が長くなると長期トレンドに巻き込まれて、破綻リスクが高くなるからです。

実際MQL5の有名マーチンゲールEA「Waka Waka EA」も、長期トレンドによる逆行に巻き込まれて最大70%のドローダウンを更新しています。(3,000ドルの入金がなければ破綻していた可能性が高い)

またポジション保有期間が長くなるとマイナススワップで1日1.0pipsから3.0pipsのコストがかかってしまい、EAの利益率が大きく落ちてしまいます。

XM KIWAMI口座のスワップフリーを活用すればこの問題は解消できる。ただポジション保有期間が1週間を超えると、スワップフリー剥奪リスクが高くなってしまう。

ナンピン・マーチン・グリッドEAの破綻理由で1番多いのは、長期トレンドの逆行に巻き込まれることです。稼働時間は1日数時間に限定し、ポジションを翌日に持ち込さないようにした方がリスクリワードは高くなります。

運用ロット:資金10,000ドルあたり1段目0.1ロット

ナンピン・マーチンゲールEAの運用ロットは、資金10,000ドルあたりで0.1ロットを目安にします。

これはナンピンEAだと標準的な運用ロットですが、マーチンゲールEAだとややハイリスクな運用となります。マーチンゲールEAの場合はグリッド幅を広げる、運用ロットを少なくするなどしましょう。

例えばMQL5の有名マーチンゲールEA「Waka Waka EA」は、資金10,000ドルあたり0.1ロットで運用しています。

ポジション間隔:15pipsから20pips

ナンピン・マーチンゲールEAのポジション間隔は15pipsから20pipsを目安にします。USDJPY/EURUSDなどボラティリティが普通なものは15pips、XAUUSDなどボラティリティが激しいものなら20pipsにします。

グリッド間隔が5pipsから10pipsだとポジション数が多すぎて破綻しやすくなりますし、30pipsから50pips以上だとリバウンドで十分な含み益を確保できずリスクリワードが落ちてしまいます。

注意点としてゴールド(XAUUSD)は他のFX通貨ペアとpipsの表示方法が異なります。MT4/MT5だとゴールドは20pipsに設定しますが、これはMyfxbookやcTraderだと10倍の200pipsで表示されてしまいます。

ロット増加率:累乗で1.1倍から1.5倍(あるいは分解モンテカルロ法)

ロット増加率は前回ポジションの1.1倍から1.5倍がおすすめ。

例えばロット増加率が1.5倍の場合、1段目ポジションが0.1ロットなら、2段目ポジションは0.15ロット、3段目ポジションはその1.5倍の0.22ロットになります。

格安EA「Grid EA Pro」だとロット増加率は1.1倍と低めに設定されており、MQL5有料EA「Waka Waka EA」だとロット増加率は1.5倍とやや高めに設定されています。

あるいは無料EA「Dark Venus」だとロット増加方法は加算方式で、初期ロットが0.02ロットだと、1段目は0.02ロット、2段目は0.04ロット、3段目は0.06ロットと増えていきます。

フォワード運用成績の安定したマーチンゲールEAを見てみると、ロット増加率は累乗1.1倍から1.5倍で収まることが多いです。バックテストでパラメーター調整するときの目安にするといいでしょう。

余力があるならロットの増やし方に「分解モンテカルロ法」を採用しましょう。モンテカルロ法はカジノやギャンブルでの期待値の高い賭け方のことで、分解モンテカルロ法はその改良版です。

分解モンテカルロ法のデメリットは、ロットの増やし方は複雑で、対応したEAが少ないこと。自力でEAを作るか、分解モンテカルロ法のソースコードを入手する必要があります。

ExnessやIC Marketを使っているなら、以下のページで分解モンテカルロEAを無料入手(IB契約)することもできます。XM・AXIORY・Tradeviewは対応していませんが、無料デモ版なら利用できます。

2025年4月現在、Resilienceの配布ページは削除されています。

時間足:1分足・5分足・15分足

ナンピン・マーチンゲールEAの時間足は、1本足、5分足、15分足などの短期時間足をメインにします。

スイング軸運用なら1時間足・4時間足を使うこともできますが、リバウンドで十分な含み益を確保しにくいため運用方法としてはおすすめしません。

無料EAのDark Venus、有名マーチンゲールEAのWaka Waka EA・MagicWay・North East Wayなども5分足や15分足などの短期時間足で運用することを推奨しています。

運用通貨ペア:XAUUSD(低リスク運用ならUSDJPY, GBPJPY, EURUSD)

ナンピン・マーチンゲールEAの運用通貨ペアは、ゴールド(XAUUSD)がおすすめ。ボラティリティが非常に激しく、EAで利幅を稼ぎやすいです。

低リスク運用するなら、ドル円/USDJPY、ポンド円/GBPJPY、ユーロドル/EURUSDも候補に入ります。ただポンド円/GBPJPYはスプレッドがやや広めなので、良質なブローカーを選定する必要があります。

ナンピン・マーチンEAの運用通貨ペアとしてオセアニア系(AUDCAD, NZDCADなど)も有力候補でしたが、スプリットがやや広めで、ボラティリティも控えめなため、上記通貨ペアと比べると利益率で劣ります。

ナンピン・マーチンEAは通貨ペアのボラティリティが激しければ激しいほど利益率が高くなります。基本的にはゴールド/XAUUSDを優先して運用しましょう。

おすすめ無料ナンピン・マーチン・グリッドEA

Dark Venus:マーチンゲールEA

MQL5で無料のマーチンゲールEAが欲しいなら「Dark Venus」がおすすめ。MQL5でアカウント登録すれば無料ダウンロードできます。

Dark Venusのデフォルトのトレードロジックは以下の通り。

推奨通貨ペアEURUSDなど
推奨時間足5分足
グリッド間隔5pips
ロット増加率初期ロットを加算していく
(1段目が0.02ロットなら、2段目は0.04ロット、3段目は0.06ロット)
利確タイミング加重平均で5.0pips

グリット間隔が5pipsと非常に狭いため、先ほど紹介したEAよりもハイリスク・ハイリターンになりやすいです。

ロット増加率は「前回ポジションのロット+初期ロット」となります。例えば1段目が0.02ロットなら、2段目は0.04ロット、3段目は0.06ロット、4段目は0.08ロットと積み増ししていきます。

利確タイミングは加重平均で5.0pipsとやや狭めです。EAの利幅が狭いと取引回数が増えてしまうため、スプレッドの広い口座タイプだと手数料負けしやすくなります。

またDark Venusのエントリー方法は「ボリンジャーバンド±2σ(シグマ)を超えたらエントリー」なので、長期トレンドに逆行しやすいです。

Dark Venusは破綻リスクこそ高いですが、MQL5アカウントがあれば無料でダウンロードできますし、トレードロジックもシンプルなことからマーチンゲールEAの練習台におすすめです。

マーチンゲールEAはそのまま運用すると破綻リスクが非常に高いです。窓埋めトレードなどでタイミングを限定して運用しましょう。

クラック版 Waka Waka EA:マーチンゲールEA

無料で優秀なマーチンゲールEAが欲しいなら、クラック版 Waka Waka EAがおすすめ。MQL5で販売されている製品版は2,000ドル以上と非常に高額ですが、クラック版なら古いバージョンを無料で利用できます。

Waka Waka EAは過去5年以上においてフォワード運用で安定した利益を出し続けています。マーチンゲールEAの中ではトップクラスの性能と言ってもいいでしょう。

Waka Waka EAのトレードロジックは以下の通り。

推奨通貨ペアAUDCAD, AUDNZD, NZDCAD
推奨時間足15分足
グリッド間隔25pipsから35pips
ロット増加率前回ポジションの1.5倍から2倍
利確タイミング加重平均で10.0pips

推奨通貨ペアはオセアニア系通貨ペア3種「AUDCAD, AUDNZD, NZDCAD」です。これらはボラティリティが控えめでスプレッドも低めなため、グリッド・マーチンゲールEAと相性がいいです。

グリット間隔は25pipsから35pipsと標準的です。具体的には1段目から3段目までは25pipsと狭めで、4段目以降は30pips以上と広めに設定されています。

ロット増加率のほうも1段目から5段目までは前回ポジションの2倍と高めですが、6段目以降は前回ポジションの1.5倍になっています。合計ロットが大きくなりすぎてロスカットされないようにするためですね。

利確タイミングは加重平均10pips。1段目・2段目で含み損を抱えていても、3段目や4段目を含めて合計10pipsの含み益が出ていれば、その時点で利確します。

クラックEAはMQL5のEAと違って、Webサイトからファイルをダウンロードして、それをMT4の「データフォルダを開く」から展開する必要があります。

Grid Free:マーチンゲールEA

マーチンゲールEAを自分でカスタマイズしてみたいなら、Grid Freeもおすすめ。こちらはソースコードを無料公開しているため、グリッド間隔やロット増加率を好きにカスタマイズできます。

Grid Freeのトレードロジックはこちら。

推奨通貨ペアAUDCAD, AUDNZD, NZDCAD
推奨時間足5分足
グリッド間隔30pips
ロット増加率前回ポジションの1.5倍
利確タイミング加重平均で15.0pips

基本的なトレードロジックはWaka Waka EAと似せています。ただ段数が増えるごとにグリッド間隔を広げるような機能は無いため、ポジション段数が9段を超えるとロスカットされやすくなります。

ポジションの取り方はRSIとダブルモメンタムを基準にしており、上昇トレンドなら押し目買い、下降トレンドなら戻し売りの要領でマーチンゲールをするようになっています。

ただ急激なトレンド転換ではリバウンドで利確できず、長期トレンドに逆行するマーチンゲールになりやすいです。その場合は手動で決済してもいいでしょう。

EAはあくまでポジションのエントリー・決済を自動化させるためのツールなので、うまく機能していない時は 手動で対処してもOKです。

おすすめ有料ナンピン・マーチン・グリッドEA

Grid EA Pro:グリッド・マーチンゲールEA

高コスパなグリッドEAが欲しいならGrid EA Proがおすすめ。以前は無料でしたが、2024年12月現在は30ドルの有料EAになっています。

2025年4月現在、Grid EA ProはMQL5で購入できなくなっています。

トレードロジックは、グリッドトレード+マーチンゲール(ロット倍率は1.1倍)。オーバーラップやトレーリングストップでの決済も可能で、長期トレンドに逆行してもロスカットされにくいです。

ナンピン・マーチンゲール・グリッドEAのおすすめ海外FX口座

ナンピン・マーチンEAの運用口座はXM KIWAMI口座がおすすめ。最大レバレッジが1000倍と非常に高く、必要証拠金を低く抑えられるため、ポジション段数が増えすぎてもロスカットされにくいです。

さらにXMではレバレッジ1000倍を有効証拠金合計40,000ドルまで使えます。そのため運用額が10,000ドルから30,000ドルと高額でも資本効率の高いトレードがしやすいです。

これが他のB-bookブローカーだと資金1,000ドルから10,000ドル以上でレバレッジ制限を受けてしまい、EAの資本効率が落ちてしまいます。

またKIWAMI口座はスワップフリーも提供しており、ポジションを翌日に持ち越してもマイナススワップのコストを節約できます。ただポジション保有期間が1週間を超えると、スワップフリー剥奪リスクが高くなるので注意しましょう。

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