この記事ではMYFX Marketsのレビュー・基礎知識・おすすめ運用方法を解説していきます。
MYFX Marketsの詳細スペックは、MYFX Markets「トップページ」で確認できます。
MYFX Marketsの基礎知識
海外FX調査兵団さんのレビューによると、MYFX Marketsは出金拒否が多数発生しており、金融ライセンスもなく、元本すら出金されないとの事。ブローカーとしての評価は非常に低いです。
MYFX Marketsの提供ボーナス・プロモーション
MYFX Marketsの提供ボーナス・プロモーションはこちら。
- ウェルカムボーナス（初回入金に最大4万円の50%入金ボーナス）
- ハロウィンキャンペーン（すでに終了）
- サイバーマンデー（すでに終了）
- ブラックフライデー（すでに終了）
- クリスマスキャンペーン（すでに終了）
- お年玉キャンペーン（すでに終了）
2025年現在MYFX Marketsが実施しているボーナスはウェルカムボーナスのみで、それ以外のキャンペーンは既に終了しています。
ウェルカムボーナスでは新規口座開設から14日以内に入金すると、最大4万円の初回入金額の50%の入金ボーナスが付与されます。
ボーナスには損失カバー機能があるためボーナスアービトラージで利益を出すことができます。
ただしアービトラージ取引をした場合、ボーナスの利用規約に引っかかって出金拒否・利益没収されるリスクも高くなります。ボーナスを獲得する前にはMYFX Marketsのボーナス利用規約を読んでおきましょう。
もっと高額なボーナスが欲しいなら、XMの3種ボーナスがおすすめ。入金額10万円なら17万円の証拠金でトレードを始められます。
海外FXの他のボーナスについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
MYFX Marketsの対応プラットフォーム
MYFX Marketsの対応プラットフォームはこちら。
MYFX Marketsの基本的な対応プラットフォームは「MT4/MT5」の2つです。
主な使い分けとして、市販EAや無料家配布EAを使うならEAの種類が多いMT4、裁量トレードをしたり、自分で開発したEAを使ったりするなら最新版のMT5がおすすめです。
またデスクトップ版MT5にはオープンポジション・予約注文の一括決済機能があります。開発中のEAでたくさん出してしまった注文を一気に処理するときに便利です。
MYFX MarketsはcTraderには対応していません。cTraderを使いたいならAXIORY・Tradeviewなどの対応ブローカーを使いましょう。どちらも取引コストが低く、老舗ブローカーなので出金リスクも低めです。
MYFX Marketsのレバレッジルール
MYFX Marketsの最大レバレッジは1000倍です。レバレッジが高ければ高いほど、必要証拠金が少なくなり、少ない資金でも大きなロットで取引できるようになります。
ただしMYFX Marketsのレバレッジ1000倍は無条件に使えるわけではありません。口座タイプや有効証拠金、オープンポジションのロット数によってレバレッジが制限されることがあります。
MYFX Marketsの口座タイプごとの最大レバレッジはこちら。
| 口座タイプ | 最大レバレッジ |
|---|---|
| スタンダード口座 | 1000倍 |
| マイクロ口座・プロ口座 | 500倍 |
スタンダード口座はレバレッジ1000倍で取引できますが、マイクロ口座・プロ口座ではレバレッジ500倍に制限されます。
まだスタンダード口座はレバレッジ1000倍で取引できますが、有効証拠金が70万円を超えると500倍に制限されます。
| 有効証拠金 | レバレッジ制限 |
|---|---|
| 70万円未満 (7,000ドル未満) | 1,000倍 |
| 70万円以上 (7,000ドル以上) | 500倍 |
マイクロ口座・プロ口座ではレバレッジ500倍と標準的ですが、有効証拠金が500万円を超えると400倍に制限されます。
| 有効証拠金 | レバレッジ制限 |
|---|---|
| 500万円未満 (5万ドル未満) | 500倍 |
| 500万円以上 (5万ドル以上) | 400倍 |
またMYFX Marketsでレバレッジ500倍-1000倍が使えるのはFX通貨ペアの時のみで、貴金属・その他CFD銘柄だと適用レバレッジはさらに引き下げられます。
FXのレバレッジには「取引口座レバレッジ」と「銘柄レバレッジ」の2種類があり、どちらか低い方が優先的に適用されます。例えば取引口座のレバレッジが1000倍でも、原油の銘柄レバレッジが100倍なら、レバレッジ100倍が適用されます。
海外FXで資本効率の高いトレードしたいなら、取引口座のレバレッジだけではなく、対応銘柄のレバレッジが高いかどうかも確認しましょう。
MYFX Marketsの口座タイプ
MYFX Marketsの口座タイプはこちら。（MYFX Markets「口座タイプ」で確認可能）
| 特徴 | スタンダード口座 | プロ口座 | マイクロ口座 |
|---|---|---|---|
| プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4 |
| スプレッド | 1.0pips～ | 0.0pips～ | 1.0pips～ |
| 口座通貨 | USD, JPY, AUD, GBP, EUR | USD, JPY, AUD, GBP, EUR | USD (MT4での表記はUSC) |
| コントラクトサイズ | 1ロット＝100,000通貨 | 1ロット＝100,000通貨 | 1ロット＝1000通貨 |
| 取扱商品 | 50+通貨ペア, 仮想通貨, インデックス 貴金属, 原油 | 50+通貨ペア, 仮想通貨, インデックス 貴金属, 原油 | 50+通貨ペア、貴金属 |
| 最低入金額 | $0 | $0 | $30 |
| 最低お取引ロット数 | 0.01 ロット | 0.01 ロット | 0.01 ロット |
| レバレッジ | 1000倍 *口座残高70万まで | 500倍 *口座残高500万まで | 500倍 *口座残高500万まで |
| 手数料 | 無料 | $6.65/1ロット | 無料 |
| 最大ポジション数 | 100 | 100 | 100 |
MYFX Marketsはスタンダード口座、プロ口座、マイクロ口座の3つの口座タイプを提供しています。
口座タイプを選ぶときは、トータル取引コストが1番低いものを選びましょう。上記のケースだとプロ口座がおすすめです。
MYFX Marketsの最大口座開設数
MYFX Marketsではリアル口座を最大7つまで開設できます。
MYFXMarketsでは、追加口座を1アカウントにつき最大7口座まで開設することができます。
引用元
MYFX MarketsのMT4リアル口座は最大5つまで開設できますが、MT5のリアル口座は最大2つまでしか開設できません。
| 取引ツール | 開設できる口座数 |
|---|---|
| MT4 | 5口座 |
| MT5 | 2口座 |
もっとたくさんのリアル口座を開設したいなら、AXIORYの方がおすすめ。AXIORYはリアル口座を最大10口座まで開設できるため、EAを異なるパラメーターで検証することに向いています。
MYFX Marketsの入金方法・入金手数料
MYFX Marketsの入金方法・入金手数料はこちら。（MYFX Markets「入金・出金」で確認可能）
| 入金方法 | 詳細 | 取引口座に 反映までの時間 | 手数料 |
| クレジット/ デビットカード | MasterCard、JCB | 即時 | 無料 |
|---|---|---|---|
| 銀行送金（※1） | 国内、海外 | 国内：30分～ 海外：1～3営業日 | |
| 仮想通貨（※2） | USDT（テザー）USDC（USDcoin）BTC（ビットコイン）ETH（イーサリアム） | 24時間以内 | |
| オンラインウォレット（※3） | bitwallet （ビットウォレット） | 即時 |
MYFX Marketsは国内銀行送金に対応しています。ただし海外FXブローカーへの口座入金は銀行側からマネーロンダリングの疑いを受けやすいです。大手ブランド銀行は使わず、ネットバンク系銀行を使うようにしましょう。（楽天銀行・住信SBIネット銀行など）
MYFX Marketsはクレジットカード送金にも対応しています。ただし海外FXブローカーへの入出金はカード会社から不正利用扱いされやすいので、メインのカードではなく予備のカードを使いましょう。
MYFX Marketsはbitwalletなどのオンライン送金サービスにも対応しています。bitwalletは各種手数料が安いので優先的に使いましょう。
MYFX Marketsは仮想通貨送金にも対応しています。適切な送金ルートを選べば、送金コストを低めに抑えられます。ただし送金先を間違えると資金を失うリスクがあるため、送金前には少額でテスト送金しておきましょう。
MYFX Marketsの出金方法・出金手数料
MYFX Marketsの出金方法・出金手数料はこちら。（MYFX Markets「入金・出金」で確認可能）
| 出金方法 | 手数料 | 反映時間 | 最低出金額 |
|---|---|---|---|
| 国内銀行送金 | 2,000円 | 1～3営業日 | 3,000円 |
| 海外銀行送金 | 2,000円 | 1～3営業日 | 3,000円 |
| クレジット デビットカード | 2,000円 | 1～3営業日 | 3,000円 |
| 仮想通貨 (USDT等) | 3.5～30USDT | 1～2営業日 | 3,000円相当 |
| bitwallet | 無料 | 1～2営業日 | 3,000円 |
| STICPAY | 無料 | 1～2営業日 | 3,000円 |
出金方法の仕様も入金方法とだいたい同じです。ただ一部の出金方法は、利益出金に対応していないことがあります。
例えばクレジットカードで入金した場合、入金額分までの出金は払い戻しになり、利益分の出金は国内銀行送金などで出金するケースが多いです。
出金方法が利益出金に対応しているかどうかはブローカーによって異なります。利益出金の可否はコロコロ変わるので、入金前にMYFX Marketsのサポートデスクに質問しておくといいでしょう。
MYFX Marketsの資金移動時の為替手数料
（調査中）
資金移動時の為替手数料を安く抑えたいならTradeviewがおすすめ。基本通貨の異なる口座間で資金移動しても為替手数料は無料です。（ドル口座→円口座への資金移動など）
MYFX Marketsのストップアウト（ロスカットレベル）・マージンコール
MYFX Marketsのストップアウト（ロスカットレベル）・マージンコールはこちら。
| ストップアウト | 20% |
|---|---|
| マージンコール | 90% |
MYFX Marketsのストップアウトは20%とやや低めです。
ストップアウトとは、ロスカットが発動するときの証拠金維持率のこと。では証拠金維持率が%を下回ると、保有中のポジションが強制的に決済されます。
またMYFX Marketsのマージンコールは50%です。
マージンコールとは証拠金維持率が一定以下になったときに表示される警告のこと。国内FX業者だと新規取引を制限されますが、海外FX業者だと単なる警告だけです。
メタトレーダー（MT4/MT5）でマージンコールが発生した場合、取引画面の一部が赤く変化します。
海外FXでロスカットを防ぎたいなら、証拠金維持率を300%から500%を意識しましょう。運用ロットも資金10,000ドルあたり3.0-5.0ロットを目安にしたほうがいいです。
MYFX Marketsのスプレッド
MYFX Marketsのスプレッドはこちら。
| 取引口座 | スプレッド | スタンダード口座 | プロ口座 |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 平均 | 1.62 | 0.82 |
| 実質 | 1.14 | 1.40 | |
| EURUSD | 平均 | 1.44 | 0.64 |
| 実質 | 0.96 | 1.22 | |
| GBPUSD | 平均 | 1.93 | 1.05 |
| 実質 | 1.45 | 1.63 | |
| AUDJPY | 平均 | 1.69 | 0.90 |
| 実質 | 1.21 | 1.44 | |
| AUDUSD | 平均 | 1.52 | 0.62 |
| 実質 | 1.04 | 1.20 | |
| EURJPY | 平均 | 1.87 | 0.78 |
| 実質 | 1.39 | 1.36 |
取引コストを最小限に抑えたいならプロ口座を使いましょう。プロ口座は1ロット往復6ドルほどの取引手数料が発生しますが、それを入れてもスタンダード口座より取引コストを抑えられます。
MYFX Marketsのストップレベル
MYFX Marketsのストップレベルはゼロです。（情報ソース）
ストップレベルとは、予約注文の値幅制限のこと。例えばストップレベルが5.0pipsなら、現在価格から上下5.0pips以下のところにリミット注文・ストップ注文を設置できなくなります。
ほとんどの海外FXブローカーではストップレベルは0になっていますが、スキャEA対策をしているブローカーだとストップレベルが設定されていることがあります。
ストップレベルが0だとSL/TP1.0pips以下のスキャEAで利益を出しやすくなります。スキャEA・超高速売買・裁量スキャルピングトレードをするなら、ストップレベルゼロのブローカーを使いましょう。
MYFX Marketsのスワップポイント
MYFX Marketsのスワップポイントはこちら。
MYFX Marketsはプラスのスワップポイントを提供しているため、スワップアービトラージで利益を出すことができます。マイナススワップ側はXM KIWAMI口座などのスワップフリー口座で取引しましょう。
もっとプラススワップの高いブローカーを使うなら、AXIORYがおすすめ。プラススワップが高ければ高いほど、スワップアービトラージの利益率が向上します。
スワップ損益を計算するなら、XMのスワップ計算ツール・AXIORYの取引計算シミュレーターが便利です。（XMの計算ツールはゴールド・CFD銘柄には非対応）
MYFX Marketsのロット仕様・最小/最大ロット
MYFX Marketsのロット仕様・最小/最大ロットはこちら。
| 1ロット通貨量 | 100,000通貨（マイクロ口座は1,000通貨） |
|---|---|
| 最小ロット | 0.01ロット |
| 最大ロット | 20-100ロット（CFD銘柄は10-100ロット） |
MYFX Marketsの1ロット通貨量は100,000通貨となります。マイクロ口座の場合は1ロット＝1,000通貨です。
MYFX Marketsの最小ロットは0.01ロットとなります。これはスタンダード口座・プロ口座の場合です。マイクロ口座の場合は、1ロット＝1,000通貨となるので、もっと小さな通貨量で取引できます。
MYFX Marketsの最大ロットは20-100ロットです。メジャー通貨ペアは100ロットですが、マイナー通貨ペアは50ロット、エキゾチック通貨ペアは20ロットとなります。（情報ソース）
MYFX Marketsの金融ライセンス
MYFX Marketsはコモロ連合オフショア金融庁のライセンスを保有しています。
MYFX Markersは、MYFX Groupの商号です。ライセンス番号L15835/MYFXの下、コモロ連合オフショア金融庁により認可および規制を受けています。
引用元
金融ライセンスを保有している海外FXブローカーは、そうでないブローカーよりも出金リスクが低いです。
金融ライセンスは出金の安全性を担保するものではではありませんが、100万円以上の資金を入金するなら金融ライセンスの持っているブローカーを選んだ方がいいです。
MYFX Marketsの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料
MYFX Marketsの口座休眠/凍結ルール・口座維持手数料はこちら。（MT5口座のみ。MT4口座は休眠状態にならない）（情報ソース）
| 口座休眠の条件 | 取引口座を90日以上放置 |
|---|---|
| 口座凍結の条件 | なし |
| 口座維持手数料 | なし |
MYFX Marketsのおすすめ運用方法
MYFX Marketsの運用方法は裁量スイングトレードがおすすめ。レンジ相場ではナンピン、トレンド相場ではピラミッディングと使い分けることで、常に期待値の高いトレードができます。
スイングトレードは獲得ピップスが多いため、スプレッドが広めのブローカー・口座タイプでも利益を出しやすいです。窓埋めトレード・指標トレードのようにタイミングもシビアではないため、FX初心者でも再現しやすいです。
