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海外FX 窓埋めトレードのやり方・始め方

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この記事では海外FX 窓埋めトレードのやり方・始め方を解説していきます。

目次

窓埋めトレードの基礎知識

FXの「窓埋めトレード」について、ご質問の項目に沿って分かりやすく解説します。


FX 窓埋めトレードとは?

FXにおける「窓(まど)」とは、**チャート上のローソク足とローソク足の間にできる空間(ギャップ)**のことを指します。

特に、金曜日の終値(市場が閉まる価格)と、月曜日の始値(市場が開く価格)の間に大きな価格差が生まれることがあり、これを「週末の窓」と呼びます。

そして、「窓埋めトレード」とは、この開いた窓(ギャップ)が将来的に埋まる(価格が元の水準に戻る)という傾向を利用して利益を狙う取引手法のことです。

なぜ窓が開くのか?
FX市場は24時間動いていますが、多くのFX会社は土日は取引を停止しています。しかし、その間にも世界では様々なニュース(経済指標の発表、要人発言、地政学的リスクなど)が起こります。
その結果、市場参加者の心理が大きく変動し、月曜日の取引開始時に金曜の終わりとは全く異なる価格からスタートすることで「窓」が発生します。

なぜ窓は埋まりやすいのか?
一般的に、以下のような理由が考えられています。

  • 過剰反応の修正: 週末のニュースに対する市場の最初の反応が過剰だった場合、冷静になった市場参加者によって価格が元の水準に押し戻される。
  • テクニカルな要因: 開いた窓はチャート上で非常に目立つため、「窓を埋める動き」を狙ったトレーダーが世界中から集まり、実際に価格がその方向に動きやすくなる。

FX 窓埋めトレードのメリット・デメリット

メリット

  1. トレード戦略がシンプルで分かりやすい
    • 「窓が開いたら、その窓が埋まる方向にエントリーする」という非常に明快なルールです。初心者でも理解しやすいのが特徴です。
  2. エントリーと決済の目標が明確
    • エントリーポイントは月曜の始値付近、利益確定の目標は金曜の終値と、ターゲットがはっきりしています。
  3. 高い勝率が期待できる(と言われている)
    • 統計的に、小さな窓は高い確率で埋まるとされています。このアノマリー(経験則)を根拠に多くのトレーダーが実践しています。
  4. 短期間で結果が出やすい
    • 窓埋めの動きは、月曜日から火曜日にかけて発生することが多く、長期間ポジションを保有する必要がありません。

デメリット

  1. 100%窓が埋まるわけではない
    • 最も重要な注意点です。 窓を埋めずに、そのままトレンドが継続してしまう「ブレイクアウェイ・ギャップ」となることもあります。この場合、大きな損失につながる可能性があります。
  2. 取引機会が少ない
    • 毎週必ずしも取引に適した大きな窓が開くわけではありません。チャンスは限定的です。
  3. 月曜朝のスプレッド拡大とスリッページ
    • 月曜の市場開始直後は取引量が少なく、スプレッド(売値と買値の差)が通常より大きく開きます。そのため、不利な価格で約定したり(スリッページ)、エントリー直後にスプレッド分のマイナスが大きくなったりします。
  4. 損切り設定が難しい
    • 窓を埋めずにトレンドが継続した場合に備え、損切りは必須です。しかし、「どこまで逆行したら損切りするか」という判断が難しく、浅すぎると刈られ、深すぎると損失が拡大します。

FX 窓埋めトレードにおすすめの銘柄(通貨ペア)

窓埋めトレードには、流動性が高く、週末のニュースで動きやすい通貨ペアが向いています。

  • クロス円全般(特にポンド円、ユーロ円)
    • **GBP/JPY(ポンド/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)**などは、ボラティリティ(価格変動率)が高く、窓が開きやすい傾向があります。特にイギリスやユーロ圏の政治・経済ニュースで大きく動くため、窓埋めトレードの対象として人気があります。
  • 主要なドルストレート
    • **USD/JPY(米ドル/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)**は世界で最も取引量が多く、流動性が高いため、月曜朝のスプレッド拡大がある程度抑制されます。米国の経済ニュースは影響が大きいため、窓が開くことも多いです。

避けるべき通貨ペア

  • マイナー通貨やエキゾチック通貨は、元々スプレッドが広く、月曜朝はさらに流動性が低下するため、リスクが高すぎます。おすすめしません。

期待値が高いFX窓埋めトレード手法

単に「窓が開いたから」という理由だけで取引するのは危険です。期待値を高めるためには、以下の手順とルールを組み合わせることを強く推奨します。

基本戦略ステップ

  1. 週末に窓(ギャップ)の発生を確認
    • 月曜の朝、市場が開いたらチャートを確認し、金曜終値との間に明確な窓があるかを探します。
  2. すぐに飛びつかない!最初の30分~1時間は様子を見る
    • 市場開始直後は値動きが非常に不安定です。焦ってエントリーせず、市場が少し落ち着くのを待ちます。この間に、窓を埋める方向に動き出すか、それとも窓の方向にさらに進むかを見極めます。
  3. エントリーの判断(テクニカル分析を組み合わせる)
    • ローソク足の形を見る:
      • 例:上に窓が開いた(ギャップアップ)場合、1時間足などで「上ヒゲの長いローソク足」や「陰線」が出現し、上昇の勢いが弱まったことを確認してから「売り」でエントリーします。
    • 他のインジケーターで確認する:
      • RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標が「買われすぎ(売られすぎ)」のサインを示しているか確認します。窓の方向とオシレーターのサインが一致すれば、信頼度が高まります。
  4. 利益確定(利確)と損切り(ソンギリ)を必ず設定する
    • 利益確定(Take Profit / T/P):
      • 第一目標は**「金曜日の終値」**(窓を完全に埋める価格)です。
    • 損切り(Stop Loss / S/L):
      • これが最も重要です。 窓を埋めずにトレンドが継続した場合の損失を限定します。
      • 設定例: 上に窓が開いた(売りエントリー)場合、**「月曜日の始値から少し上」「月曜に付けた高値の少し上」**に設定します。
      • リスクリワード比率を意識する: 利益確定までの値幅(リワード)が、損切りまでの値幅(リスク)の最低でも1.5倍~2倍以上になるポイントでエントリーするのが理想です。

期待値をさらに高めるためのポイント

  • 窓の大きさに注目する:
    • あまりに巨大な窓(例:数百pips)は、単なる過熱ではなく、相場の構造を根本から変えるような重大なニュースが原因である可能性が高いです。このような窓は埋まらずにトレンドが継続することが多いため、巨大すぎる窓は逆に見送るのが賢明です。
  • 窓が発生した原因を調べる:
    • 週末に何があったのか(選挙、金融政策の変更など)をニュースで確認しましょう。もし、一過性のイベントではなく、長期的なトレンド転換を示唆するようなファンダメンタルズの変化が原因であれば、窓は埋まりにくいと判断できます。

結論として、窓埋めトレードは有効な手法の一つですが、決して「必勝法」ではありません。必ず損切りを設定し、他のテクニカル分析と組み合わせて慎重に行うことで、その期待値を高めることができます。

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