この記事では備忘録として海外FXの稼ぎ方を簡単にまとめておきます。
海外FXの稼ぎ方
1位:ファンダメンタルズトレード(通貨単体バスケット)
海外FX初心者の稼ぎ方としては、ファンダメンタルズトレードがおすすめ。FXにおけるファンダメンタルズとは、金融政策や金利、主要な経済指標(雇用統計、GDP、CPIなど)、政治や地政学的なリスクのことを指します。
FXやCFDがどのように動くかは、中長期的にはファンダメンタルズで決まります。ただ数秒後の未来を先読みするものではなく、数日後・数週間後の未来を大まかに予測するもので、スイング軸のアプローチとなります。
ファンダメンタルズトレードをするなら、FX通貨ペア単品で取引するよりも、通貨単位ごとのバスケット取引をしたほうがいいです。例えばアメリカの通貨が上がると予測される時、USDJPY単品をロングするのではなく、クロスドルの6通貨ペアで分散させた方が、クロスノイズがなくなり、利益も安定しやすくなります。
通貨単品でバスケットトレードをするなら、BasketOneXというEAがおすすめ。こちらは海外FX調査兵団さんも利用しており、XのDMにて200ドルで購入できます。

デモ口座でのみ動作する無料お試しバージョンもあり、デモ口座で稼働させてコピートレードツールを併用すればリアル口座でも運用できます。なお有料版を購入することで、EAに適したブローカーを紹介してもらえます。
注意点として、このEAは自動売買をするわけではありません。あくまで通貨単位でのバスケット取引やロット配分、指値決済などの補助するものです。エントリー判断はユーザー自身でする必要があります。
ファンダメンタルズトレードは政策金利や経済指標などのチャート外の指標を先行指標とするため、テクニカル指標などを使うことはなく、取引を自動化するメリットも少ないです。
ファンダメンタルズトレードは基本的にスイング軸なので、ポジションの保有時間も数時間以上と長めです。HFT・リードラグ取引と違って、約定の遅いA-bookブローカーでも利益を出せますし、B-bookでも利益没収になるリスクは低めです。
2位:OFI リードラグ
OFI リードラグは、FXのHFTトレード手法の中でも収益性トップクラスのトレード手法です。
OFI(Order Flow Inbalance)は、板情報における買い圧力・売り圧力の不均衡を数値化したもの。例えば買い注文が大きく増えたタイミングでは、数秒後に価格が大きく上昇する可能性が高いです。
リードラグとは、先行指標で値動きを先読みして、情報の遅いブローカーなどで取引する手法のこと。未来を先読みして後出しじゃんけんのように取引するため、勝率・収益性が非常に高いです。
似た手法にレイテンシーアービトラージがありますが、ブローカー間の価格差を利用しているだけなので、歪みが小さく、手数料負けしやすいです。逆にOFIリードラグなら板情報による注文の圧力という強い勢いがあるため、値幅も動きやすく、コスト負けしにくいです。
OFI リードラグもポジション保有時間が1秒以下と非常に短いため、HFTや超高速売買、レイテンシー取引などと同類とみなされます。B-bookブローカーで派手に稼ぎすぎると、口座凍結・利益没収の対象になりやすいです。

OFI リードラグのやり方としては、例えばBinanceの板情報を先行指標としてAPIで取得して、遅効指標のMT5と乖離が発生したタイミングでエントリーします。
ただ海外FXブローカーの仮想通貨銘柄はレバレッジが5倍から10倍と非常に低く、銘柄のスプレットが非常に広かったり、取引手数料を高額に設定されていたりして、リアル口座だとあまり稼げないことが多いです。
またリードラグ系は約定速度も重要で、約定時間は200msを超えると、情報の優位性が無くなります。できれば約定時間が50ms以下、贅沢を言うなら1桁のところを見つけたいです。
リードラグで安定して稼ぐなら、取引環境・約定速度に優れたB-bookブローカーを見つけることが重要となります。
3位:土日イベント後のプロキシ取引
土日に社会的影響の強いイベントがあると、週明けの月曜日に該当銘柄が大きく変動します。そういった大きなイベントがあった土日にポジションを仕込んでおくことで、月曜日のボラティリティで大きな利益を狙うことができます。
FX・CFD銘柄は土日は市場が閉まっていて取引できませんが、仮想通貨市場であれば土日でも取引できます。
例えばCFD銘柄であるXAU/USDは土日には取引できませんが、仮想通貨銘柄であるXAU/USDTなら取引所によっては取引できるケースがあります。こういった取引はプロキシ取引とも呼ばれます。
為替市場が閉まっている時間帯に、代替手段(プロキシ)として動いている市場(この場合は仮想通貨市場)を利用して取引を行うため、プロキシ取引や代替取引と呼ばれます。
例えば、土日に米ドルや日本円に関する重大なイベントがあった際、法定通貨の代わりに米ドル連動型ステーブルコイン(USDTやUSDCなど)や、マクロ経済の動きに敏感なビットコイン(BTC)などを取引する行為がこれに該当します。
海外FXブローカーだとこういったタイミングで荒稼ぎさせないよう、市場時間開始から5分間は取引できないケースがあるのですが、仮想通貨取引所だとそういった対策がされておらず、銘柄によっては荒稼ぎできるチャンスがあります。
4位:Chisikiさんの高頻度グリッドトレード
海外FX界隈ではChisikiさんというXアカウントが有名です。彼は備忘録として自分の取引履歴を定期的にスクショでアップしており、1日1,000ドル以上の利益を安定して出しています。
トレードロジックはおそらくグリッドトレードで、レンジ相場では制限付きのナンピン、トレンド相場ではピラミッディングと使い分けていると考えられます。
- レンジ相場ではナンピン(制限つき)
- トレンド相場ではピラミッディング
- ピラミッディング中に逆行した場合はヘッジ・ピラミッディング
- ウィップソーに引っかかった場合、プール利益などで脱出
- トレンド相場・レンジ相場の判断には、ポジション数や評価損益などを使う
彼の採用しているトレードロジックの決済ロジック部分だけは、5万円の有料noteで購入できます。(ロジックは2026年2月のもので、現在は異なる可能性もあり)

エントリーロジックについては、過去に無料公開していた「Stop-Grid Trader」というソースコードが参考になります。(LLMで雑に合成しても利益は出せない)

このトレードロシックの欠点は、高度なトレードセンスを要求されること。実際決済ロジックを買って試行錯誤したものの、利益を出すことができず諦めてしまったXアカウントが多く見られます。
筆者も例の5万円noteを購入してEAにしましたが、グリッド段数が多すぎるとドローダウンが高くなり、少なすぎるとウィップソー(によるグリッド全段両建て状態)から抜け出せなくなってしまうため、トレードロジックの調整が難しいです。
決済ロジック自体が高度に洗練されたもので、これと同等クラスのエントリーロジックを人間の頭で考えるのは厳しいです。Fable・Mythosクラスの高性能LLMが使えるなら挑戦してもいいでしょう。
LLMの活用方法・おすすめLLM
LLMでコード開発するなら、まずはGemini 3.5 Flash(Google AI Studio)がおすすめ。レート制限が緩めで、無料アカウントでも1日で20回から50回ほど出力できます。LLMはGoogle AI Studio(開発者向け)のものを使いましょう。それ以外だと長いコードを出力してくれないことがあります。
上位モデルのGemini Proはお勧めしません。計算コストが高く、無料アカウントだとレート制限に引っかかりやすいからです。Gemini 3.1 Flashもおすすめしません。出力文字数制限が厳しく、ソースコード全文を出力できないからです。
2番目の候補としてはCodexがおすすめ。モデルとしての性能が高く、コストパフォーマンスに優れており、LLM界隈で人気があります。Codexはコーディング専用のAIエージェントで、対応アプリをダウンロード・インストールすることで使えるようになります。
なおウェブブラウザのChatGPTはおすすめしません。出力文字数制限があり、ソースコード全文を出力できないからです。
LLMにお金をかけられるなら、Claudeも候補に入ります。特に最近発表された「Fable5」というモデルは非常に高性能なので、複雑なロジックのbot/EAを作ることに適しています。ただ2026年6月現在、Fable5は利用不可になっており、将来的に日本人・日本在住者が利用できるかどうかは不透明です。
Claudeは無料アカウントだとレート制限が非常に厳しく、ソースコードを数回出力しただけで5時間制限に引っかかってしまいます。無料アカウントだと上位モデルのOpusも使えません。メインとして使いたいなら有料プランに加入しましょう。
HFT・高頻度グリッドならMT5のクライアントレス化がおすすめ
MT5口座でHFTや高頻度グリッドトレードをするなら、デスクトップ版のMT5はおすすめしません。ソフトウェアとしての動作が遅く、約定に時間がかかり、HFTの利益率が大きく落ちてしまうからです。
デスクトップ版MT5を起動せずに自動売買をするには、MT APIなどの非公式クライアント向けのAPIを使う必要があります。MT APIを使うには、月額数百ドルの利用料金が発生します。
MTAPI(一般的に mtapi.io などのサードパーティが提供するライブラリを指します)とは、外国為替(FX)やコモディティなどの取引プラットフォームである **MetaTrader 4 (MT4) または MetaTrader 5 (MT5) のサーバーと直接通信を行うための、非公式のクライアント向けAPI(開発者向けライブラリ)**です。
通常、プログラムからMetaTraderを操作する場合、パソコン上で公式のMT4/MT5アプリ(ターミナル)を起動しておく必要がありますが、MTAPIを使用するとその必要がなくなります。
他の選択肢として「HFT Forex Trade Copier」などもあります。活用方法は以下の記事で。

MT APIを使わずに、MT5をクライアントレス化したいなら、Chisikiさんのnoteに手法が記載されています。こちらも有料noteで価格は5万円と高額なため、すでに海外FXで稼いでいる上級者向けです。

海外FXの入出金について
2026年6月現在、海外FXで1番ネックなのは入出金です。改正資金決済法により、クロスボーダーの収納代行を行う業者にも資金決済業の登録が求められるようになりました。
これによりトレーダーが海外FXブローカーへ国内銀行送金をするのは違法になり、最悪のケースでは現在使っている口座がマネーロンダリング疑惑を受けて口座凍結・利用停止になるかもしれません。
同様にbitwalletやPeskaなど海外FXブローカー向けのオンラインウォレットサービスも、資金決済業の登録をしていないため違法となります。
選択肢の中で1番まともなのは、WiseとUpholdを併用するパターンですね。Wiseは金融庁で資金決済業の登録を受けているため、利用しても違法になりません。
2026年5月あたりまでは、海外FXブローカーの送金手段としてステーブルコイン「JPYC」が期待されていました。しかし運営側が海外FX利用に対して問答無用でペナルティを課すこと、その後のクレームを聞き入れないことがわかってからは、落胆ムードになっています。
業者のグレーゾーン裁量で悩むよりは、bitbankみたいに送れる業者一覧表示してくれるとありがたいよね bitbank⇔Bitget が安定か?
OCTAFXとか、クソ業者が入っているのはなぜ…
引用ポスト
JPYCの話題ずいぶん注目集めたみたいで、運営の不満というか問題に関する情報くれた方多かった
Crypto勢はたいしてBANされてないけど、海外FX民がBANされてる印象ある 環境整ってないステーブルを使う必要製はないし、今のところ bitbank ⇔ Bitget が無難なルートだと思う
引用ポスト
JPYCはBANで没収状態になったら、問い合わせに対して一切返答がないのがデフォ
競合サービスはBANされても返金されるのが普通
“電子決済手段”は現金でも暗号資産でもないから、どうするかは発行体の自由、理由を聞かずに全額諦めろ
って姿勢を受け入れられる者だけが使えばいい
引用ポスト
現行JPYC仕様の問題はまだあって、、
本人の意見一切聞かないでBANで没収する運用だから、嫌いなヤツのJPYC発行先ウォレットアドレスに賭博サイトからトークン送れば償還Gox狙える仕様なんだよね
期待はしてたんだけど、正直使いたくないし使ってない
引用ポスト
大きく稼いだあとは投資信託(オールカントリー)がおすすめ
海外FXで1,000万円以上稼げたら、他の運用方法に乗り換えましょう。海外FXブローカーは完全信託保全がなく、出金拒否・利益没収などのカウンターパーティーリスクも高いです。高額運用には適していません。
高額資金の運用先は、投資信託がおすすめ。中でも全世界株式(オールカントリー)はリスクリワードに優れており、取引手数料も非常に低く(年率0.05%)、投資先としては優秀です。
オールカントリーのチャートはこちら。

オールカントリーがおすすめな理由はこちら。




